テーマごと、その日の活動の流れ(制作プロセス)のなかに、「驚き」と「先が読めない展開」と「意外な飛躍」をつくることを検討します。こども教室の活動の理想は「最後までわくわく感のある、こころの冒険の旅」であると思います。
今回【3月最終週】は、あらかじめ予定表で「手づくり万華鏡」と明示しました。しかし、こどもたちには結果の作品を見せず、各自が予想-想像する余地をのこして、おもむろに部品の形成、組み立てに入りました。最後にのぞいたときの「驚き」「感動」を期待しての展開に割り切りました。
万華鏡は、像を写すミラーを入れた円筒胴体部と、色模様をみせる「具」を入れた先端部から成立します。
①胴体と先端部の境目に使う、円形中ブタ〔硬質・塩化ビニル板〕の切りだし
②像を写すミラー部品の組み立て(三角柱)⇒今回はA材をB材で包む二重構造に
・・・A.中ミラー〔硬質・塩化ビニル板〕 B.外ミラー〔銀色工作用紙〕
③ミラーを胴体に差し込む
④先端部に入れる ビーズ、セロファンの「具」のセッティング
⑤試見、調整
⑥胴体と先端部の貼り合わせ
⑦仕上げ; 胴部の表面装飾・・・以前の制作「染め紙」を貼る
万華鏡は上方に向け、胴を回しながら片目で見ます。自分が気に入った像も、わずかな動きで、一瞬にして中の具が移動して、ちがった色模様を形づくります。回し続けるかぎり、止めどなく模様は移り変わります。
自分が制御しきれない、偶発的な一瞬の色模様。万華鏡はわくわくする期待感と、一瞬のはかなさの感とが共存する、美しい題材ですね。
ミラーはもっと精度の良い素材を試してみたいと感じました。また「具」には半透明のビーズ、セロファンを使いましたが、ここは検討の余地ありでした。後日、時間をとってこどもたちと一緒に、具の可能性を検討したいと思います。

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